PowerShellの実行ファイル(PowerShell.exe)は、起動時に自動的に実行するコマンドを指定することができます。次のように指定すると、起動時にGet-ChildItemコマンドレットが実行されます。
ただし、PowerShellの場所が環境変数のPATHに登録されていない場合、[PowerShell]の所はフルパスで指定する必要があります。フルパスの取得方法はこのページの最後に掲載しています。
なお、コマンドが終了すると自動的にPowerShellは終了します。
次のようにすると、起動時にスクリプトを実行できます。
いずれの場合も、スクリプトやコマンドを実行するとPowerShellのウインドーが自動的に閉じられます。自動的に閉じないようにするには -NoExit オプションをつけます。
次の例は、起動状態を確かめるためにCMD.EXEからPowerShellを呼びだしたものです。PowerShellのプロンプトに変化したことに注意して下さい。
もちろん、[ファイル名を指定して実行]から起動した場合も-NoExitをつけていれば終了しません。
上記の -File オプションを使えば、PowerShellスクリプトをショートカットに登録することもできます。また、Windows 7やWindows 2008 Serverではショートカットのプロパティで、起動時に最小化する設定にしておけば、ウインドーが表示されずにスクリプトだけ実行できます。
PowerShell起動中であれば、Get-ProcessコマンドレットでPowerShellのコマンドを取得することで、PowerShell.exeのパスが分かります。